突然ですが、海外送金をしたことはありますか?
普段あまりすることのない手配は戸惑いますよね。
この記事ではネットバンクの一つである『楽天銀行』での送金方法について解説してします。
手数料が比較的安価な楽天銀行で、サクッと海外送金をしちゃいましょ。

「これから海外送金を予定している」という方の参考になれば幸いです
楽天銀行での海外送金方法は大きく4ステップ

ネットバンクの楽天銀行は、リアル店舗や窓口が無いためご自身で手配する必要があります。
こうした手間がかかる反面、通常の銀行や郵便局で海外送金を手配するよりも手数料が安く済みます。
海外送金の手順
海外送金の手配は次の4ステップで完了します。
まだ楽天銀行の口座を開設していない方は開設後に手続きを進めてください。
- 新規に海外送金を申請(申請承認まで7-10日程度必要)
- 受取人情報の確認
- 受取人登録
- 海外送金手配
上記1.については承認まで時間がかかります。
マイナンバーの提出が必要になりますので、あらかじめご準備ください。
承認後、海外送金の作業自体は10分程度で完了します。
一つずつ手順を見ていきましょう。
新規に海外送金を申請
初めに、海外送金を行うための申請を行います。
承認には早くても1週間前後かかるため、そのあいだに次項の「2.受取人情報確認」についても進めておきましょう。
- 楽天銀行にログイン後、トップページのタブにある「海外送金」を選択。
- 「海外送金」のタブを選択
- 「新規お申し込み」を選択
- 申し込みにはマイナンバーカードが必要です。
- 申請後7-10日ほど要します。
上記3.「新規お申し込み」選択後の具体的な操作方法は以下の通りです。
- 「楽天銀行海外送金規定」・「事前確認事項」に同意しますにチェック
- お客様情報に変更がないことを確認しましたにチェック
- 「次へ」をクリック
- 「海外送金 申込内容入力」画面において必要事項を入力
- 名前、住所などを全て英字で入力
- 電話番号、送金資金原資(給料・預金など)、送金目的(お祝い金、贈与等)
- 商品購入などの場合は商品名や原産地国、船積地などが必要になります
- 確認証類の送付方法は郵送も可能ですが、アプリでの登録が早くて便利です
- 予定送金額、送金頻度、主要送金先数を入力(ここは大体で結構です)
- 申込内容確認後、暗証番号を入力
- 暗証番号が数字の場合、ブラウザ上のセキュリティボードが使用できない場合がありますが、キーボード直接入力が可能です
- 生年月日を入力後「申請」をクリック
- 申込手続き完了
- その後楽天銀行から承認のメールがや通知が送られてきます。
受取人情報確認
海外送金の新規申請時には必要ありませんが、いざ海外送金を行う際、口座番号や銀行の番地など詳細な情報が必要になります。

私は確認不足で何度も受取人へ問い合わせました
送金予定日に間に合わせるためにも、以下の事項を海外在住の受取人へ事前に確認しておきましょう。
- 受取人関連
- 氏名
- 住所(国、州や市町村、通り、番地など)
- 受け取り銀行関連
- 銀行名
- 住所(番地など詳細)
- 銀行コード
- 口座番号(checking account)
- swift code
- 口座名義
- ラウティングナンバー
聞きなれない住所は市町村名か通り名称かわかりづらいものです。
webで調べることも可能ですが、事前に確認しておくとスムーズです。
また、銀行の支店登録のために銀行の住所が必要になる場合があります。
併せて確認しておきましょう。
受取人登録
楽天銀行から新規海外送金の承認がおりたら、受取人の登録に進みます。
事前情報が確認できていれば、10分ほどで海外送金の手配は完了です。
事前に確認した情報をもとに、受取人登録を行いましょう。受取人情報は、次項の「海外送金手配」で必要になります。
- 楽天銀行ログイン後、「海外送金」を選択。
- 「受取人登録」を選択。
- 受取人情報を入力後、登録完了。
海外送金の手配
受取人登録までの事前準備が整えば、あとは海外送金を手配するのみです。
- 楽天銀行トップページから「海外送金」を選択
- 「海外送金」ページで「送金する」を選択

- 受取人登録名の一部を入力すると、先に登録した「受取人情報」が選択可能
- 通貨、送金区分、送金目的、手数料負担区分などを選択

- 全ての情報を入力すると、確認ページに遷移
- 取引金額等を確認し、ワンタイムキーを自身のメールアドレスへ送信
- ワンタイムキーをブラウザ上に入力後、暗証番号と自身の生年月日を入力
- 暗証番号はキーボードで直接入力が可能です
- 利用規約を確認し、チェックボックスにチェックを入れて送金を申請


- 「送金実行完了」画面が出たら完了!

以上で完了です。
あとは受取人が無事受け取ることができたか念のためご確認ください。
定期的に送金を行う場合、一度送金をすることができればあとは受取人登録などを省いて手配が可能です。
海外送金時の注意点

実際に海外送金を行ってみて感じた注意点を記載します。
手数料が発生
海外送金時は、手数料が発生します。
今回はネットバンクである楽天銀行での送金方法についてご紹介しましたが、手数料は送金先や銀行・郵便局など送金元によっても異なります。
ちなみに楽天銀行での送金にかかる手数料は以下の通りです。

このほか照会手数料などが発生する場合がありますので、事前に手数料の相場や金額の詳細についてご確認ください。
ちなみに楽天銀行では送金金額シミュレーションが用意されています。
まずはこちらでチェックしてみても良いかもしれません。

今回はアメリカに送金しましたが、1,750円で済みました。
為替レートによって受取額が異なる
日本円と海外現地との為替レートは日によって異なります。
予定していた受け取り金額と異なる、ということがないよう事前にレートの相場を確認しておきましょう。

送金時は円安だったため「こんなに減るの!?」と感じました。
事前準備は余裕をもって
海外送金の新規申請や受取人情報の確認などは余裕をもって行うことをおすすめします。
慌てると失敗もつきもの、特に見慣れない海外の住所や番地などはなかなかスムーズに手配できません。
また、遠く離れた地域だと大きく時差が異なることも。
受取人へ何度も確認するのは先方に迷惑がかかる場合もあります。
必要な情報は前もって確認しておきましょう。
楽天銀行であれば簡単に海外へ送金可能

以上、楽天銀行での海外送金方法についてご紹介しました。
手間はかかるものの、地銀や郵便局だと手数料がこれ以上に発生するため、ネットバンクでやってよかったなと感じています。
慣れればスマホアプリでも操作できそうなです。
以上、参考になれば幸いです。

それでは!あとからねー
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