サウナはお好きですか?
一度サウナでととのえば、もはやサウナの虜です。
この記事では「ととのうためのサウナの入り方」についてご紹介します。
「まだととのったことがない」という方も、「最近ととのわないなー」という方も、ぜひ参考にしてください。
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それではまいりましょー!
サウナで「ととのう」ために
「ととのう」ってなに?
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サウナを愛する人々、通称「サウナー」の間で最大の楽しみが「ととのう」こと。
こちらはタナカカツキさんの漫画「サ道」で紹介されて一般的になりました。
そもそも「ととのう」ってなんでしょう?
国語辞典には次のようにあります。
- 望ましい。きちんとした状態になる。「準備がー・う」
- 必要なものがそろう。「書類がー・う」
- 話し合いなどがまとまる。「縁談がー・う」
- 楽器などの調子が合う。「いと賢くー・ひてこそ侍りつれ」
- 多数の人を率いる。「窃に六千の兵を発しー・ひ」
しかしことサウナにおいては、『心身のリラックス感が調和し、多幸感や恍惚感を覚えること』というのが定説です。
人によっては「天国を味わう」という方もいます。
私自身は「整う」という言葉を知るまで「脳汁出る〜」と感じていました。
具体的には、サウナから水風呂を経て外気浴中に生じることが多い現象です。
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「ととのう」の言語化を試みる
「ととのう」を体感すればもはやサウナの虜です。
ととのい方は人によってさまざまですが、あえて個人的に言語化を試みるならば次の通り。
- 血液が巡っているのを感じる
- 身体がリラックスしていく
- 胸の奥から喉元を経由して頭へ、気持ちよさが昇っていく
- 眠気とあいまって脳にビリビリとした気持ち良い痺れを感じる
- それが過ぎ去った後の多幸感
私の場合、通常①〜③を感じて⑤にいくことが多く、④を味わえることはほとんどありません。
しかし④がなくとも十分幸せ。
ぜひサウナで「ととのう」を体感してみてください。
「ととのう」ためには入り方が重要
「合法麻薬」とさえ呼ばれる「ととのう」。
その気持ちよさは格別のものがありますが、一方でととのうためには入り方も重要です。
次項からはととのうためのサウナの入り方について解説します。
ととのうためのサウナの入り方
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サウナの入り方
ととのうためのサウナの入り方は次の通りです。
- 湯船につかる
- サウナルームに入る
- 水風呂に入る
- 外気浴
- 2.〜5.を3回前後繰り返す
- 大休憩
当然個人差はありますが、ととのいやすい入り方が上記の通りです。
順番に見ていきます。
湯船につかる
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なぜ湯船に?サウナに来たのでは?
サウナに入ると汗をかきますが、あたたかくなるのは身体の表面から。
まずは湯船につかることで、身体の内側をあたためておきます。
ととのうための大切な第一歩です。
目安はじんわり汗をかいてきたくらい。
少し冷ましてサウナルームへ突撃!
サウナルームに入る
身体があたたまったら、サウナルームに入ります。
「湯船につかった後は熱くて入れない!」という方は入りやすくなってから。
または一度水を浴びても問題ありません。
肝心なのはサウナルームに入る前に身体の中心があたたまっていることです。
サウナルームは座る位置によって体感温度が変わります。
一般的には高い位置へ行くほど熱く感じますので、ご自身の体調に合わせて調整ください。
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最初は最下段がおすすめ!
なお、サウナルームには12分一回りの時計が設置されています。
しかしその時々によって体調は異なりますので、ご自身の脈拍を目安にサウナルームから退出します。
脈拍の基準は平常時の2倍程度。
無理して長時間入る必要はありません。
水風呂に入る
サウナルームを出たあとは、いよいよ水風呂です。
人によっては「水風呂が主役」と言ってはばからない方もいます。(私です)
しかし
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水風呂なんて冷たくて入れない!
という声が聞こえてきそうです。
そうでしょうそうでしょう、かつての私もそうでした。
それは次の手段で解決できます。それは。
「サウナルームに入る……!」
そんなバカな、と思うかもしれません。
しかし水風呂に入れないのは身体がしっかりあたたまっていないから。
そこでサウナルームに長めに入ることで、水風呂への耐性をあげることができます。
もちろん最初から無理をしてサウナルームへ長く入る必要はないので、徐々に滞在時間を伸ばせば問題ありません。
ちなみに私の入り方は次のような感じです。
工程 | 1セッション | 2セッション | 3セッション |
---|---|---|---|
サウナルーム | 5分 | 7分 | 10分 |
水風呂 | 1分 | 2分 | 3分 |
外気浴 | 10分 | 12分 | 15分 |
もちろんその日の体調によってそれぞれの時間は調整します。
サウナルームと水風呂を上手にこなせば「ととのう」まであと一歩、最後に外気浴を楽しみましょう。
外気浴
外気浴とは文字通り、「外気」に「入浴」することです。
サウナ施設に置かれている休憩用の椅子、通称「ととのいイス」などを利用して、しっかりと入浴します。
この時、身体が冷えないようにタオルでしっかり水滴を拭き取ることをおすすめします。
ここからが外気浴の本番です。
目を閉じると、普段は気にならない水の滴る音や鳥の囀り、肌で感じる風の心地よさがあなたをリラックスへ誘います。
ぜひ全身で世界を感じましょう。
おすすめは自然の風を感じることができる露天。
暖かい太陽光を浴びることもできれば、なおととのいやすくなります。
ここまで「サウナ→水風呂→外気浴」について解説しました。
この1セッションを1単位として、後は繰り返すだけです。
繰り返す
1セッション終了後は必要に応じて水分補給を行い、2セッション、3セッションと繰り返し楽しみます。
回数をこなすことによってさらに整いやすくなると言われていますが、上級者は1セッションで整うことも。
概ね3〜4セッションが目安です。
また、外気浴に入る際は水風呂を出た瞬間からととのいタイムのカウントダウンが始まります。
1セッションの間に「水を飲む」などの余分な工程を挟まずに、セッション単位で完結させましょう。
水風呂から出たらすぐに身体の水気を拭き取って、素早く外気浴に移行するのがコツです。
大休憩をとる
セッションを繰り返していると、気づけばお腹も空き、身体も良い意味での倦怠感を感じているはずです。
食堂や休憩室のあるサウナ施設であれば最高です。
腹を満たし、仮眠を取ると最高の睡眠を味わえます。
普段の睡眠が「休息」のためであれば、大休憩の仮眠はまさに「回復」……!」
ぜひ体感して欲しい気持ちよさです。
なお、「大休憩」という言葉はサウナ漫画でお馴染みの、私も大好き田中カツユキさん著「マンガ サ道」からの引用です(集英社・週刊モーニング連載中)。
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いつも楽しく読んでいます!
「ととのう」要因とコツ
以上、ととのうためのサウナの入り方についてご紹介しました。
その他にも、ととのうためのコツは以下の通り。
- サウナルームでは無理をしない
- サウナルームではあぐらか体育座り
- 水風呂は羽衣ができたら上がる
- 最終セッションの水風呂は10秒程度
- 水風呂後はしっかりと水気をふく
- ととのう時間は水風呂から上がって約2分
- 外気浴はととのいイスorととのいベッドで
- 自然の風を感じられるとなおよし
また、ととのう気持ちよさを求めていつもの通り入っても、なかなかととのわないことがあります。
毎回同じようにはととのわない
繰り返しになりますが、気分や体調はその時々によって変わるもの。
日によっては「思ったようにととのわない」ということもあるかもしれません。
そんな時は「ととのう」ことだけを求めるのではなく、サウナに入れる喜びを感じつつ、他の楽しみ方も探してみてはいかがでしょうか。
参考まで、『「ととのう」だけが全てじゃない!サウナの楽しみ方3選!』の記事もあわせてご覧ください。
「ととのわない」原因と対処法
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サウナにハマったけれど、最近何故だかととのわない。
という場合はもしかして外的な要因があるのかも?
以下の項目をチェックしてみてください。
ととのわない原因は?
最近ととのわない、という症状(?)は「ととのイップス」と呼ばれます。
共通して考えられる原因は次の通り。
- 身体が温まっていない
- 水風呂で体表が冷えていない
- リラックスできていない
いずれも次の対処法でおおむね解決可能です。
もし「それでもととのわない!」という場合は、ととのった時の状況を思い出してみてください。
きっとととのった理由があるはずです。
ととのわない時の対処法
身体が温まっていない
こちらはサウナルームに入る前に湯船につかっていない、またはサウナルームにいる時間が短いことが挙げられます。
しっかりと身体の中心を温めて、水風呂に備えるとgood!
水風呂で体表が冷えていない
サウナの基本は温冷交代浴。
サウナ×水風呂の合わせ技で身体の内外に温度差を与えるのが目的です。
水風呂に入る時間の目安は、「水の羽衣」と呼ばれる薄い膜が身体の表面にできてから。
もし長く入ることができない、という場合は少しずつサウナルームにいる時間を長くすれば解決できます。
なお、水風呂に長時間入るのは低体温症の危険性があるためおすすめできません。
反対に水風呂の温度がぬるいと、ととのいにくいことがあります。
水温の理想は18度以下。
もしそれ以上の水温であれば、場所を変えてみるのもおすすめです。
リラックスできていない
外気浴時にリラックスできていないと、ととのわないこともしばしば。
リラックスできない原因はさまざまですが、周囲が気になる、ととのいイスが合わないなど何かしらの要因があるはず。
リラックスできる環境に身を置いて、再度挑戦してみてください。
また、水風呂から上がった後にしっかりと水気を拭き取らないと、身体が冷えてリラックスできないことも。
先にあげた「入り方」と「コツ」を参考に、ぜひリラックスできる状況を探してみてくださいね!
サウナで「ととのう」!
以上、ととのうためのサウナの入り方とコツについて解説しました。
ととのい方は人それぞれ、自身のととのいやすい環境を探すのもサウナの醍醐味です。
私自身は「ちょっと疲れている時」が一番ととのいやすいです。
ぜひ参考にしてくださいね!
![わい](https://i0.wp.com/y-log.jp/wp-content/uploads/2021/04/IMG_9652-e1618839308294.png?w=1660&ssl=1)
それでは!あとからねー
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