バイクをゲットしたら気になるのがツーリング。
とはいえ周りにバイク仲間がいないと「ツーリングって面白いの?」となることも。
この記事では私も含めたバイク初心者が始めるツーリングの楽しみ方について解説します!

それではまいりましょー!
ソロツーリングとは

まずはツーリングの定義から。
そもそもツーリングって?
ツーリングとは、「touring」の文字が示すように「旅をすること」です。
旅行会社でも「〇〇ツアー」と言いますよね。
本来はバイクに限らず、車・船・飛行機でもツーリングと言いますが、バイクや自転車が一般的ですね。
ちなみに、ツーリングは人数によって呼び方が変わります。
- ソロツーリング (1人)
- タンデムツーリング (2人乗り)
- マス/グループツーリング (複数)
また、ツーリングにかける時間や走行距離によっても呼称が異なります。
- プチツーリング 数時間or数十km前後
- ショートツーリング 日帰りor100km前後
- ロングツーリング 宿泊を伴う長時間・長距離
実体としては人によって定義が異なるため、ひとまず「なにかでどこかへ旅をすればツーリング」でいいのではないでしょうか。
上記の特徴をまとめるとこんな感じ。
区分 | ![]() ソロ | ![]() タンデム | ![]() マス/グループ |
プチ | 気軽さ | イチャイチャ感 | 義務感 |
ショート | 孤高感 | 旅行気分 | 連帯感 |
ロング | 冒険感 | 疲労感 | 仲間感 |
上の図をご覧ください、ソロツーリングはどれも二重丸。(個人の感想です)
しかし楽しみ方は十人十色、どんな楽しみ方があるのかみてみましょう!
ツーリングの楽しみ方
ツーリングの楽しみ方は人によってさまざまですが、大別して、次の3つに分けることができそうです。
- 走ることを楽しむ
- 目的地を楽しむ
- 趣味を楽しむ
「ツーリングを始めよう!」という方にとってはどれもが魅力的ですが、まずは近場から試してみてはいかがでしょうか。
乗り慣れたバイクも、不慣れな場所では意外と疲れるもの。
ライディングテクニックの向上にもつながることから、徐々に走行距離を長くしていけば、安心してツーリングを楽しむことができます。
ソロツーリングの魅力
ツーリングの形式はさまざまですが、1人で楽しむソロツーリングの魅力は次の通り。
- ワクワクする
- 自由を感じることができる
- 成長することができる
なんといってもバイク乗りとしてはワクワクする楽しさが一番。
排気量や車種なんて関係なく、ご自身が楽しめることが一番です。
好きな時に好きな場所へ行けるだけで、普段とは違う解放感を感じることができるはず。
愛しいバイクと一緒なら、どこまでも行けそうな気がしませんか?
マスツーリングと異なり、行き先は全て自由。
マイペースで走れるため、気軽に楽しむことができちゃいます。
また、ソロツーリングでは思わぬトラブルに見舞われることも。
そうした経験は、メンテナンス知識や次のツーリングにきっとつながります。

私は原付時代も近距離ソロツーしてました!
次にソロツーリングの具体的な楽しみ方についてみていきます。
ソロツーリングの楽しみ方

「仲間との時間も楽しいけれど、自分の時間を大事にしたい」という方にはやっぱりソロツーリングがおすすめ。
楽しみ方を見ていきましょ!
おすすめの楽しみ方
おすすめの走行ルート
走ることを楽しむ場合、おすすめの走行ルートは次の3つ。
- 海風を感じる海岸線
- 山道を越えるワインディングロード
- 冒険気分で見知らぬ街へ
環境によっても走行できる場所は異なりますが、まずはご自身の興味のあるルートがおすすめです。
好きで手に入れた愛車であれば、きっとご自身の嗜好にも合うはず。
身近なルートでもじっくり観察することで、通ったことのない道や新発見のお店が見つかるかもしれません!
おすすめの目的地
続いておすすめの目的地。
こちらも人によってさまざま。
- 知られざるグルメを堪能する
- ご当地ならではの道の駅巡り
- 世界遺産などの絶景を見に行く
- 温泉宿で心も身体もリフレッシュ
- 観光スポットでトレンドを楽しむ

個人的には遠くのサウナを目的地にすることも!
私の趣味の一つでもあるサウナに関する記事は「サウナ初心者でも安心!サウナの入り方&楽しみ方」をご覧くださいー。
おすすめの趣味
普段の趣味にソロツーリングをかけあわせれば、それだけで楽しみ方は無限大。
最近流行りの「ソロキャンプ」をはじめ、ソロツーライダーおすすめの趣味はこちら。
- キャンプ
- 釣り
- カメラ
- 食べ歩き
- 旅行
持参する道具はいろいろですが、「どうしたらこれを持っていけるか…!」を考えることで積載上手になるメリットも。
また、旅行先でレンタルバイクを利用すれば、新しい楽しみ方が広がります。
計画を立てる
いくら自由なソロツーリングでも、ある程度の計画性は必要です。
例えばガソリンスタンドがない場所で立ち往生しないよう、ざっくりでも計画を立てておきましょ!
目的地を決める
行き先も、途中変更も自由自在なソロツーリング。
スタートとゴールさえ決めておけば、急な進路変更でも慌てません。
ルートを決める
ゴールを決めても通り慣れない道は不安がつきまとうもの。
高速を利用するのか、下道から行くのかによっても大きな違いがあります。
まずは見知ったルートから始めて、徐々に範囲を広げていきましょ!
時間配分を決める
目的地やルートが決まれば、おおよその時間配分も持っておくほうがベター。
旅先で思いのほか時間を取ってしまい、予定が狂った!とならないようにご注意を。
装備を決める
服装
服装はもちろん、怪我防止のために長袖長ズボンが好ましいですよね。
遠出をするのであればジャケットやブーツもおすすめです。
グローブやヘルメットなどは普段使い慣れているものが吉。
アイテム
急な雨に備えてレインウェアは必須。
見知らぬ土地であれば、スマホの充電が切れた時のために以下のものは必携です。
- 地図
- クレジットカードと多少の現金
そのほかツーリングバッグやETCカードなど、あると便利なものにはキリがありません。
ひとまずルートをはじめとした計画に問題がなく、見知った土地であればあまりこだわらずに出かけてみては?

サングラスとゴーグルは兼用がおすすめ!
メンテナンス工具
車種によっても異なりますが、積載に問題がなければ工具を用意しておくとトラブル発生時も慌てません。
特に以下のものがおすすめ。
- スパナなどの車載工具(使い慣れたもの)
- パンク修理きっと(応急処置用)
- 針金(ブレーキレバーの応急処置用)
最悪の場合に備えて、緊急連絡先やルート上で近隣のバイクショップもチェックしておきましょう。
ソロツーリングの注意点

最後にソロツーリングの注意点について確認です。
注意点
事前のメンテナンス
愛車のメンテナンスはしっかり行っておきましょう!
「久しぶりに乗って遠出するぞ!」と意気込んだ挙句整備不良の愛車をフル稼働するのはあまりに酷。
自分でチェックできる箇所はもとより、計画性を持ってバイクショップにメンテナンスをお願いするのがおすすめです!
無理はしない
自由だからこそ楽しいソロツーリング。
その時々の気分に合わせてあちこち訪れたくなりますが、夢中になるあまりガス欠や疲労によりトラブルにつながることも。
まずは少しずつ距離や時間を慣らすことで、経験を積むのがおすすめ!
その土地の特徴を調べておく
見知っている土地ならいざ知らず、初めて訪れる場所は注意が必要。
例えば私の住む沖縄本島では以下の特徴があります。
- 道路の一部に石灰岩が使われていて滑りやすい
- スコールや紫外線は想像以上にきつい
- 通称「バスレーン」や夜間のバイク通行規制
沖縄の道路は本土に比べて滑りやすく、車間距離やカーブ時などは特に注意する必要があります。
また、亜熱帯気候ならではのスコール(急な大雨)も特徴。夏場の紫外線は火傷になることも(まじです)。
さらに本島では時間帯による交通規制があり、知らずに走ると罰則を受けることがあります。
こうした情報も、事前に調べておけばスムーズに対応することができますね。
ソロツーリングを楽しもう!
以上、ソロツーリングの魅力と楽しみ方についてご紹介しました!
ソロツーリングに慣れてきたら、バイクショップやジモティーなどのSNSでツーリング仲間を募っても楽しめるかもしれません。
コロナ禍の昨今、なかなか自由にツーリングができないかもしれませんが、グッと堪えて来るべきときを待ちましょう!

それでは!あとからねー
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