自分の強みや特徴ってなんだろう…?と思う方は少なくないはず。
わたし自身もそうでした。
強みや特徴って、普段生活している中ではなかなかわかりづらいものですよね。
この記事では”自身の資質を知る”ツールとして『ストレングス・ファインダー』をご紹介します。
お値段は約2,000円、診断は1時間弱で完了します。
自分の強みを知って伸ばしていきたい!という方はぜひ参考にしてください。

それではまいりましょー!
ストレングス・ファインダーとは

『ストレングス・ファインダー』はギャラップ社によって開発された自己分析ツールです。
まずは概要を見てみます。
概要
ストレングス・ファインダーとは、ブラウザ上で177の質問に答えることで、自身が持つ資質を診断してくれるツールです。
資質は34・4つのグループに分類され、ご自身にどのような傾向があるかヒントを与えてくれます。
診断方法は次の通り。
診断方法
診断方法は次の3つです。
- 書籍
- web
- アプリ
書籍ではアクセスコードが付帯されていて、ブラウザ上で入力することで診断が可能です。
webやアプリでも直接購入・診断が可能ですが、登録や入力の手間があるため、正直書籍の方が手っ取り早いです。
所要時間は30〜45分。ネットがつながり集中できる環境がおすすめです。
古本などはすでにコードが使用されていることが多いためご注意を。

わたしは書籍で受けました!
資質項目一覧
資質の項目は34、下記の4グループに分類されます。
- 分析思考
- 原点思考
- 未来志向
- 着想
- 収集心
- 内省
- 学習欲
- 戦略性
- 適応性
- 運命思考
- 成長促進
- 共感性
- 調和性
- 包含
- 個別化
- ポジティブ
- 親密性
- 活発性
- 指令性
- コミュニケーション
- 競争性
- 最上志向
- 自己確信
- 自我
- 社交性
- 達成欲
- アレンジ
- 信念
- 公平性
- 慎重さ
- 規律性
- 目標志向
- 責任感
- 回復志向
上記の資質はどれが良い、悪いではなく、それぞれが自身の持つ資質として重要な指標になります。
診断結果に記載されている解説を読み込むことで、新しい自分を発見することができるかもしれません。
資質を知ることのメリット

自己理解が深まる
自分の資質を知ることは、仕事でも日常生活でもメリットがあります。
不得手な分野でがんばるよりは、得意なステージの方が楽しくできますよね。
ストレングス・ファインダーの診断は上位から表示されるため前向きに結果を捉えることができますが、大事なのは「才能」や「強み」ではなくあくまでも「資質」、言い換えれば「個性」として診断されるという点です。
自分の資質を知ることは、仕事でも日常生活でもメリットがあります。
不得手な分野でがんばるよりは、得意なステージの方が楽しくできますよね。
ストレングス・ファインダーの診断は上位から表示されるため前向きに結果を捉えることができますが、大事なのは「才能」や「強み」ではなくあくまでも「資質」、言い換えれば「個性」として診断されるという点です。
「才能」や「強み」だとどうしても他者と比較してしまいがち。
そうではなく、個人としての「資質」を理解することで、優劣ではなく自分の個性を磨いていくことができます。
他者理解につながる
自分の資質を知ると、他者の資質も気になります。
そこでは年齢や役職に関係なく、「この人はこんなことが得意だな」と素直に受け止めることができます。
綺麗事に聞こえるかもしれませんが、他者の良いところを見つけるきっかけになるのでおすすめです。
具体化による資質の向上
診断結果をどのように活用していくのか、ここが大事なポイントですよね。
上位の資質がご自身の仕事や興味とどの程度マッチしているのか改めて考えることで、新たにやりたかったことが見つかるかもしれません。
まだまだ活かしきれていないのが現状ですが、わたし自身の例で言えば「これが向いてる!」「やっぱりこんな仕事がしたい!」と気づくきっかけになりました。
普段何気なくやっていることでも、時間を忘れて没頭することはありませんか?
そんな興味や嗜好と資質を掛け合わせることで、新しい価値が生まれるかもしれません。
Y家の事例

わたし自身も『ストレングス・ファインダー』を試してみました。
以下は診断結果の記録と感想です。
診断結果
いずれも診断結果の一部を引用します。
書籍などの簡易版による診断ではTOP5を診断、上位の資質はそのまま順位になっています。
実際には「卓越している点」など細かく診断してくれますので、気になる方はぜひ試してみて下さい。

以下はわたしのTOP5!
内省
「内省」の資質が高い人は、知的な活動に多くの時間を費やします。内省的で、知的な議論が好きです。
学習欲
「学習欲」の資質が高い人は、学習意欲が旺盛で、常に向上を望んでいます。結果よりも学習すること自体に 意義を見出します。
着想
「着想」の資質が高い人は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。見た目には共通点のない現象に、関連 性を見出すことができます。
最上志向
「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを 最高レベルのものに変えようとします。
収集心
「収集心」の資質が高い人は、収集や蓄積を必要とします。その対象には、情報、アイデア、人工物だけでなく、 人間関係も含まれる場合があります。
診断結果の感想
わたしの場合、4つのグループにあてはめると「思考力」に偏りがありますした。
自身では行動力がないと感じていたため、これには納得です。
「内省×学習欲×収集心」は共通点があり、総じて「知ることが楽しい」のがわたしの資質といえそうです。
反面「人間関係力」「実行力」のカテゴリーは全く挙がってこなかったので、ここが自分の弱いポイントだと改めて実感。
ちなみに友人にこの結果を見せると「全く意外性がない」と言われました。
近すぎるのものは見えにくいのかもしれませんね。
そして大事なのは、自分の資質を知って何をするか。
「どう活かしていくか」「どんなビジネスにつなげるか」などは目下の課題ではありますが、自身の資質を知ったことで意識して変わったことが以下の2つです。
わたしは元々自分に自信がないのですが、仕事や作業を行う際「これは自分の得意分野(のはずだ)!」と思えることでのびのびとできるようになりました。
また、自分が持っていない他者の資質を知ることで「誰かを頼る」ということができるようになりました。
特に他者の資質を知ろうとすることは、人間関係を構築していく上でも大事なことだと感じます。(コミュ障ですけど)
診断を行った結果としては、正直「やってよかった」という感想です。
環境やその時々の状況によっても幾分変わる傾向があるそうですので、4〜5年後にまた診断してみたいと思います。
なお、34の資質を全て知るにはギャラップ社が提供しているプロコーチを利用することで確認できます。
上位から下位まで、資質の組み合わせと共に専門家が解説してくれますので、気になる方はぜひ検討してみてください。
自己分析で自身の強みを知ろう!
以上、『ストレングス・ファインダー』について解説しました。
「自分の資質」ってなかなか気づきにくいもの。
周りの人に聞くことも有効ですが、診断を行うことで、知らなかった自分の強みを見つけることができるかも?
また、自分を知ることで他者への理解にもつながります。
円滑な人間関係にもつながる『ストレングス・ファインダー』、ぜひ試してみてくださいね!
参考になれば嬉しいです!

それでは!あとからねー
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